今回は、「機動戦士Zガンダム」や「機動戦士ガンダムZZ」に登場した大型MAサイコガンダムMK-Ⅱのレビューです。
HGUCのサイコガンダム発売から21年後のキット化となりました。
2025年発売 11,000円
本体。
デストロイガンダム以来の巨大キットで、PG並みのボリュームがあります。
腕部はティフォエウスガンダム・キメラが発売された際の物がほぼ流用されています。
イエローやレッドのラインはパーツ分割による色分けで、シールを使用するのはメガ粒子砲の黒部分のみです。
脚部にはロック機構のような物があり、保持力も十分にありました。
頭部アップ。
鋭い目つきやWの形をした口元など、印象的な見た目をしています。
カメラアイの色分けはパーツ分割により再現されていますが、シールも付属します。
可動範囲です。
膝立ちはやや厳しめで、腕部は胴体の下まで可動します。
脚部の横可動です。
ほぼ一直線まで可動します。
ハンドパーツは全て独立可動で自由に動きます。
付属品は、リフレクタービット展開状態x10、収納状態x10、シールド、ビームソードエフェクトx2、指部ビームエフェクトx12、半壊頭部、有線式サイコミュ用リード線x2
有線式サイコミュハンド取り付けパーツx4、専用台座x3となっています。
シールドを装備する際は、腕部のピンを展開します。
シールド装備。
本体の半分を占める直径となりますが、取り回しが良く、ポージングの妨げにはなりませんでした。
プラモデルオリジナルギミックとして、シールドを2つに分け、両肩に装備できます。
指部ビーム砲にエフェクトを取り付けた状態です。
ビームソードは、手首を下へ引き出し、内側へ曲げることでソードエフェクト差し込み口が出てくるので、ここに取り付けできます。
リフレクタービットはバックパックに計4つ収納できます。
半壊した頭部のアップです。
劇中でも印象的だった状態の頭部を差し替え無しで再現できるのは嬉しい点です。
有線サイコミュ式ビーム砲は、腕部下のカバーを上にスライドしてアクションベースに取り付けます。
HGの陸戦型ガンダムと比較してみました。
2.5体分程のサイズ差があります。
MA形態です。
差し替え無しで変形可能です。
かなり複雑なものの、各部分にロック機構があるので保持力はしっかりしています。
アクションベースに接続する際は、腰部下のパーツをスライドさせます。
以下、色々ポージングさせてみました。
以上、HGUCサイコガンダムMK-Ⅱのレビューでした。
細かい色分けをほぼシール無しで再現されているのは驚きました。
半壊した頭部やリフレクタービット等の付属品も充実しており、長年キット化を待ち望んでいた方も満足できる非常に充実した内容になっていました。