今回は、栃木県の日光東照宮が世界遺産に登録されて25周年を迎える事を記念して奉納されたガンプラ「武者ガンダムMK-Ⅱ 徳川家康 南蛮胴具足Ver」のレビューです。
本キットは、2024年5月27日に日光東照宮内で販売された後、プレミアムバンダイやガンダムベースでも販売されています。
2024年発売 7,700円
まずは本体。
パーツ構成は兜以外が武者ガンダムMK-Ⅱと共通ですが、全身の外装がブラックに変更されており、通常版とは大分変わった印象があります。
関節はABSやポリキャップを使用したやや古めな構造をしています。
メッキパーツはブラックとシルバーの二種類が使用されています。
ブラックメッキにはアンダーゲートが採用されており、ゲート跡が目立ちにくい仕上がりとなっていました。
南蛮胴具足のカラー再現には、和紙のような質感のシールが使用されています。
貼り付けるシールは全部で60枚ほどあり、場所によっては剥がれやすい部分もあるので注意が必要です。
頭部アップです。
肩部や胴体、脚部には徳川家康の家紋のシールを貼り付けます。
新規パーツの兜は2パーツ構成で、合わせ目が発生します。
バックパックや脚部裏側にはメッシュパイプが使用されています。
バックパックのビームサーベルグリップは専用の造形をした物が付属しますが、サーベルエフェクトは付属しません。
武装は、火砲「昇竜丸」、太刀「虎徹丸」x2、薙刀「閃光丸」となっています。
付属品は、武器装備用のパーツ4種です。
また、余剰パーツで角がシルバーメッキの武者ガンダムMK-Ⅱの兜も組み立て可能です。
昇竜丸を装備させた状態です。
ダボ穴による保持で、保持力は低めです。
付属のジョイントで腰やバックパックにそれぞれ武装を装備できます。
虎徹丸や閃光丸にはダボ穴がないので、こちらの保持力は緩いです。
虎徹丸の帯刀パーツはサイドアーマーに掛けるように装備させます。
可動範囲です。
膝立ちは可能で、腕部は肩アーマーの干渉により、胴体よりやや下まで可動します。
脚部の横可動です。
脚部の保持が緩く、45°程の可動です。
前腕の爪は可動します。
肩アーマーの外装パーツは可動します。
以下、色々ポージングさせてみました。
最後にガンダムMK-Ⅱと並べてみました。
以上、MG 武者ガンダムMK-Ⅱ 徳川家康 南蛮胴具足Verのレビューでした。
2種類のメッキパーツや和紙風シールにより、和を強調した豪華かつ上品な仕上がりとなっていました。
南蛮胴具足と武者ガンダムのデザインが非常にマッチしており、限定品らしい特別なプラモデルでした。