1/144スケールで完全変形が可能な画期的なキットであるRGユニコーンガンダムですが、難点が一つあります。
それが、肩関節の異常な固さです。
RGユニコーンガンダムの内部フレームは、アドヴァンスドMSジョイントで構成されています。
その中でも肩部の可動軸が特に固く、可動した際に胴体と肩部にかけての接続パーツが負荷に耐えきれずに破損します。
破損するのはこのパーツで、ここが割れると武器の保持ができなくなります。
そんな問題を解決する為に今回は、シリコンスプレーを使用して肩関節の可動を改善していこうと思います。
使用するシリコンスプレー
今回は、東京マルイより発売されているシリコンメンテナンススプレーを使用します。
本商品には赤いノズルが付属しており、狭い箇所にも塗布可能です。
使用方法
まず、ノズルをスプレーの先端に付けます。
続いて青枠で囲った可動軸の箇所にシリコンスプレーをやや多めに塗布します。
必ず可動させる前に塗布して下さい。
その後1〜2分程放置して浸透させます。
浸透させたら、矢印で示した場所を可動させます。
最初はゆっくりと動かしてください。
力を入れなくても可動できるようになったら塗布完了です。
シリコンスプレー塗布後の可動
実際に武器を持たせた状態で可動させてみました。
垂れてくることもなく安定して保持できています。
デストロイモードでもポージングさせてみました。
大胆なポージングをさせても問題はありません。
可動させる際の注意点です。
シリコンスプレーを塗っていたとしても念のため、肩アーマーを取り外して内部フレームの位置を確認してから可動させて下さい。
まとめ
以上、RGユニコーンガンダムの肩関節の改善方法でした。
RGユニコーンガンダムには様々なカラーバリエーションキットがあり、どれも同じ内部フレーム構造なので、同様の破損が起こる危険性があります。
肩関節以外でも、少しでも可動が硬めだと思った部分には積極的にシリコンスプレーを使用して下さい。