近年のガンダムシリーズは、水星の魔女や映画ガンダムSEED FREEDOMの公開により、大きな盛り上がりを見せています。その影響もあり、ガンプラを始めてみた方も多いのではないかと思います。
今回は、そんな初心者の方でも簡単にガンプラのクオリティを上げる方法を3つ紹介していきます。
過去に、おすすめのニッパーについての紹介も行っていますのでよければそちらもご覧下さい↓
アンテナの安全フラッグのシャープ化
まずはアンテナの安全フラッグのシャープ化についての説明です。
対象年齢8才以上と表示されているキットには安全対策として、頭部アンテナの先端が太くなっています。
これを安全フラッグと言います。
この部分をシャープにするだけで見栄えが大きく変わります。
まずは、ニッパーで少し突起が残るように切り取ります。
続いて240番や400番のヤスリなどで、突起の部分がなくなるまでやすります。
スポンジタイプのヤスリがおすすめです。
正面と真横から見た切り取り前と後の比較です。
一気にシャープになり、印象も大きく変わりました。
メラミンスポンジでのつや消し
続いてメラミンスポンジでのつや消しについての説明です。
プラモデルは素組みの状態だと特有のつやがありますが、この表面のつやを消すことで一気に見栄えが良くなります。
つや消しにはトップコートという方法もあるのですが、メラミンスポンジの方が手早く簡単にできるので今回はメラミンスポンジでの説明をしていきます。
手順はとても簡単で、つや消しをしたいパーツをメラミンスポンジで磨くだけです。
この時、メラミンスポンジに水を染み込ませておくと粉が付かなくなるのでおすすめです。その場合はシールを貼る前に行ってください。
つや消し前と後の比較です。
光の反射が大分抑えられています。
トップコートと違って失敗の恐れがないので初心者の方はメラミンスポンジでのつや消しがおすすめです。
極細ペンでのスミ入れ
最後にスミ入れの説明です。
ガンプラには様々な箇所にモールドがあります。
こういった箇所にスミ入れを行うことでディティールが引き締まり、よりリアルな仕上がりになります。
こちらも方法はシンプルで、モールドのある部分にペンをなぞるだけです。
塗膜は弱めなので、はみ出た箇所は手で擦って消しても大丈夫です。
スミ入れを初めて行う方は、一番手軽にできるペンタイプでのスミ入れがおすすめです。
スミ入れ前と後の比較です。
情報量が大きく増え、より引き締まった見た目となりました。
まとめ
以上、ガンプラ初心者でも簡単にクオリティを上げる方法の紹介でした。
この3つの方法はどれも手軽にでき、失敗した際もリカバリーがしやすいので非常におすすめです。
最初から塗装を始めると失敗しやすいので、しっかりと練習を重ねてから挑戦すると良いと思います。