ガンプラ製作の際に関節が硬く、少し動かしただけで破損してしまうという事がこれまでによくありました。
今後そういった破損を無くすための対策としてシリコンスプレーを購入し、実際に使用してみました。
今回はどのような物を選んだか、どのように使用したのか、それによる改善点を紹介していきます。
シリコンスプレーの選び方
シリコンスプレーには主に石油系溶剤タイプと無溶剤タイプの2種類があります。
石油系溶剤は車やバイクのサビとりや滑りをよくするものです。
無溶剤タイプは石油系の溶剤を含んでいないので木材、プラスチック問わず様々な物に使用できます。なのでプラモデルには無溶剤タイプのシリコンスプレーを選びましょう。
ただ、無溶剤タイプと直接書かれていない場合があります。その場合は、スプレーの後ろ側に書かれている用途の部分を確認しましょう。
こちらが今回購入したイチネンケミカルズの高粘土シリコーンスプレーです。
裏面に表示されている用途の部分を見ると、プラスチック及びゴム成型品の離型と書かれています。これで無溶剤タイプと分かります。
シリコンスプレーの使い方
次にシリコンスプレーの使い方の説明です。
今回はMGゼータガンダムVer.2.0で使用しました。
まず、受け皿に少量スプレーを吹きつけます。
受け皿に付けたシリコンスプレーを綿棒に染み込ませてパーツ接続部分に塗ります。
この時塗る量は少しだけで十分です。
多く塗りすぎると緩くなってしまうので注意が必要です。
シリコンスプレーによって改善した点
今回、脚部、胴体、股関節部分にシリコンスプレーを使ってみました。
実際に可動してみて硬かった箇所がかなり改善されていると思いました。
元々脚部の関節が非常に硬く、自立が難しいキットでしたがシリコンスプレーを使ったおかげで楽に自立できました。
ポージングや変形もストレスなくできました。
まとめ
以上、プラモデル用シリコンスプレーの紹介でした。このスプレーのおかげで可動時の破損を恐れることがなくなりました。
特に可変機は繊細なキットが多いのでシリコンスプレーは必須だと思います。
少量でも効果があるので、コストパフォーマンスも良いです。
破損を未然に防ぐために、1つは所持しておくことをおすすめします。